子猫が大きくなってきて、
「そろそろ離乳食からドライフードに切り替えを考えなきゃな…」
と思っているけど、
実際どういう風に切り替えたらいいのか分からない…(´・ω・`)
という方に参考にしていただきたい、
「離乳食からドライフードへ切り替え方と時期」
について本ページでは解説していきます。
こんな人にオススメ!
・離乳食からドライフードへとうまく切り替える方法を知りたい
・どんなドライフードを選べばいいのか、選び方を知りたい
離乳食から総合栄養食(カリカリのキャットフード)に切り替えるタイミング・与え方
まずは、離乳食からカリカリのキャットフードに
切り替える方法とタイミングについて説明していきます。
乳歯が生え揃う8週齢前後(生後2ヵ月)くらいをメドに切り替える
子猫はだいだい8週齢程度(生後2ヵ月)で乳歯が生え揃い、
ある程度固いものでも食べられるようになります。
このタイミングで離乳食からカリカリに切り替えるのがベストです。
とはいえ、猫によって個体差もありますので、
歯が生えているかをチェックした上で
カリカリに切り替えるようにするとGoodです!
はじめてカリカリに切り替えるときは離乳食に混ぜて与える
カリカリに切り替えるときに、
いきなり離乳食からカリカリをそのまま与えるのはよくありません。
というのも子猫はまだまだ消化器官が未熟なため、
急に固いものを食べたり、食べ物に変化を付けると
お腹を下したり、吐いたり、体調を崩す可能性があります。
そのため最初は離乳食とカリカリを混ぜるようにして与えましょう!
体調への負担も少ないですしね(´▽`)
切り替えはじめは離乳食+カリカリを混ぜて与えて
それからちょっとずつ離乳食の割合を減らしていき、
カリカリの割合を増やしていく形でご飯の切り替えを行っていきます。
水分の多い離乳食を与えている場合は、
ドライフードをそのまま混ぜるだけで
ある程度柔らかくなるので気にしなくてもOKです。
が、粉末タイプなどの水分量が少ないタイプの離乳食を与えていた場合は
ぬるま湯(熱湯は厳禁!)やミルクでドライフードをふやかして与えましょう。
あとは徐々に水分の量を減らして固いものに慣れさせていくといいでしょう。
猫の体調を見ながら2週間~1ヵ月掛けて
離乳食からドライフードに切り替えるようにしていきましょう。
ちょっとごちゃごちゃしてきたので
要点を整理してまとめますね(^^♪
- 切り替え始めはふやかしてドライフードを柔らかくし、離乳食+ドライフードを混ぜて与える
- 徐々に離乳食の割合を減らし、ドライフードの割合を増やしていく
- 2~4週間かけてドライフードに切り替えていく
ご飯を与える回数・量・タイミング
ご飯の量と回数は
基本的にドライフードに記載してある量を守って与えていけばOKです。
が、猫ちゃんが欲しがる場合、
生後2~3ヵ月くらいまでは欲しがるだけ与えてもそこまで問題はありません。
とはいっても、一気にどばーっと大量にご飯を与えてしまうと、
子猫はまだ消化器官が未発達なので
体調を崩してしまう可能性があります。
まずは1日4回程度を目安に、
少しずつ食べさせていきましょう。
そこから猫ちゃんの様子を見ながら
徐々に1回あたりの量を増やし、
回数を1日3回、2回と減らしていきます。
カリカリのキャットフードに切り替えた時に注意すること
ドライフードへの基本的な切り替え方はこんな感じです。
が、その他にドライフードに切り替える際に気を付けた方がいいことがあるので
こちらも併せて説明していきます。
お腹を下したり、吐いたりしていないか
子猫はまだまだ消化器官が未発達なので、
ドライフードに切り替えた時に嘔吐したり、
お腹も下しやすいです。
また、食べているものが変わると、
胃腸への負担もかかるので
お腹を下したり、嘔吐したりということも考えられます。
子猫は特に体力もまだまだないので、
嘔吐や下痢などの症状が出ている場合
すぐに対応してあげる必要があります。
ドライフードに切り替え始めてから1ヵ月程度は
体調に問題が無いかをよく観察することをおすすめします。
体調を崩してしまったら、
動物病院へ受診・相談を検討しましょう。
あまり食べなくてもしばらく様子を見る
猫は基本的に「ムラ食い」をする習性があり、
ちょこっとだけ食べてどこかに行ってしまう…なんてことも普通にあります。
子猫は食べる量も少ない上に、
ドライフードに切り替えたばかりだと
消化するのも時間が掛かります。
なのでドライフードに切り替えてあまり食べない場合でも
しばらく様子を見る形でいいでしょう。
お腹が空けばまた食べてくれる可能性もあるので、
ここは猫ちゃんに合わせてあげましょう。
長い期間ドライフードをふやかして与えないようにする
子猫の間は顎を鍛えたり、歯を強くするために、
ある程度固いものも食べさせてあげる必要があります。
そのため長い間ふやかしたドライフードを与え続けると、
食べ物を「噛む」ために必要な力が付かなくなりますし、
ドライフードを食べなくなることもあるので注意が必要です。
子猫用のカリカリキャットフードの選び方
ではどういったドライフード(カリカリ)を選んで食べさせてあげればいいの?
ということで、選び方についてのポイントをまとめてみました。
成猫用ではなく子猫用を準備する
成猫用と子猫用のドライフードの違いは、
「粒の大きさ」と「カロリー量」であると言われています。
子猫用ドライフードは
消化器官がまだまだ発達途中でも
しっかりと栄養を補給できるようにするために
成猫用にくらべて消化しやすく、
かつ高カロリーなものが多い傾向にあります。
中には成猫・子猫兼用のドライフードもありますが、
体調面を考えた場合、できれば子猫用のドライフードを与えた方が無難です。
第一原料が肉・魚類のキャットフードを選ぶ
第一原料とは、
そのドライフードの材料として使われている
最も大きい割合の原材料のことです。
原材料表の一番上に書いてあるものが、
第一原料として表示されています。
この写真のドライフードでは「チキン」が一番上に表示されているので、
「チキン」が第一原料ということになります。
ドライフードを選ぶ際には、
第一原料が「穀類」ではなく「魚・肉類」であるものを選ぶことをオススメします。
というのも猫は基本的に肉食で、
穀類を全く消化できないわけではないのですが、
穀類の消化が苦手としています。
また、穀類の主な栄養素は「炭水化物」なのですが、
猫にとってはあまり必要としていません。
(全く摂る必要は無いわけではありません。)
子猫の健康面を考えると
できるだけ肉・魚類を多く使われているキャットフードを
食べさせてあげることをおすすめします。
私が使っていた子猫用キャットフード
うちの猫がが子猫の間、↓の2つのドライフードを使っていました。
ピュリナワン、ニュートロ共に、
魚もしくは肉を第一原料として作られているため、
高たんぱくでかつ比較的安全性の高いドライフードです。
それに加えていわゆる”プレミアムフード“と言われる
高品質のフードの中では値段もお手頃で、
リピートしやすいのでウチでは取り入れていました。
特に数か月食べさせましたが、
困ったようなことはありませんでしたし、
コスパ・質ともにバランスの取れたドライフードでした!
まとめ
最初はなかなか食べてくれないこともありますが、
ちょっと様子を見て時間を空けてみると食べてくれることもあります。
あとは猫ちゃんの状態をよく観察して、
お腹を下していないか、吐いていないかなど
しばらくは注意してあげるとOKです。
ドライフードは総合栄養食ですし、
お手軽に必要な栄養素を補うことができます。
ウェットや手作りのご飯だけで
成長期の子猫の栄養を補うのはなかなか難しいですし、
できるだけ早いうちにドライフードに慣れさせてあげましょう♪