保護猫をお迎えした初日にやるべきこと・NGなこと

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かわいい保護猫をお迎えした当日は、

一緒に遊んだり、おやつをあげっちゃったり、

ついつい構いたくなっちゃいますよね!

しかし、猫は環境の変化に弱い生き物で、

お迎えした当日はなにかとトラブルが起きやすいものです。

実際に、私が保護猫をお迎えしたとき、

下痢が止まらなくて病院にお世話になりました。

猫ちゃんの飼育経験が浅いと、

実際に保護猫をお迎えした当日に、

「何をやっていいのか」「何をやってはいけないのか」の判断がしづらいものです。

そこで今回は、

「お迎え当日にやるべきこと・やってはいけないこと」を紹介するので、

保護猫をお迎えしたときのシミュレーションに役立てみてくださいね♪

目次

保護猫をお迎えした初日にやることリスト

食欲や便の状態などの健康状態をよく観察する

保護猫をお迎えしてすぐは新しい環境に警戒して、

食欲が落ちることがしばしばあります。

また、環境の変化によるストレスの影響で、

お腹の調子を崩したりする子もいるので、

しばらくは便の状態など健康状態をよく観察しましょう。

特に子猫は健康状態が変化しやすい上に体力もまだないので、

注意して観察することをオススメします。

病院で健康診断を受けさせる

保護団体や保護猫カフェでは、

保護した直後にワクチン接種や健康診断を行うところが多いのですが、

何かあったときにお世話になる病院とのコネクション作りのため、

お迎え後に健康診断を受けさせるといいでしょう。

一度病院にお世話になっておくことで、

今後、体調不良で何かあった場合やワクチン接種の際にも行きやすくなりますし、

保護猫をお迎えした後はかかりつけの病院を作っておくと安心です。

トイレの場所を教える

猫は基本的に同じところでトイレをする習性がありますが、

初めての環境ではどこで用を足せばいいのか分かず戸惑ってしまいます。

そのため、お迎えした初日にトイレの場所を教えてあげましょう。

猫のトイレサインは主に3つです。

  • そわそわして落ち着かない
  • 前足で砂を掻くような仕草をする、
  • 匂いを嗅ぎまわって何かを探している

このトイレサインを見かけたら、

猫をトイレに連れて行ってあげてください!

猫が立ち入って危険な場所がないかをチェックする

特に子猫はいたずら好きで暴れまわることも多く、

猫が立ち入って怪我をする危険がある場所が無いかを確認しましょう。

具体的にチェックしたいところは次の通りです。

  • 棚に置いてあるモノが崩れ落ちやすくなってないか
  • コンセントやケーブルが猫の手に触れやすくなってないか
  • テレビやPCモニターなど猫が乗った時に倒れやすいものがないか
  • ポトスやポインセチアなど猫に害のある植物が置いてないか

保護猫をお迎えした日は避けたいNGリスト

長時間猫に構うこと

環境が変わったことだけでも猫にとっては大きな負担です。

疲れやストレスがある中でお迎えしたばかりの猫を

長時間なでたり遊んだりするのはやめましょう。

じっと猫の目を見つめる

猫にとって目を合わせるという行為は「敵意」を表すものなので、

怖がって怯えたり、攻撃される可能性もあります

特に初対面だと関係性が築かれていない時期なので、

いくら可愛いからといってじっと猫の目を見つめるのは避けましょう。

もし、猫と目が合ってしまったら、

ゆっくり目を閉じることで「敵意が無いよ!」とアピールできるので、

覚えておくと役に立ちます。

いきなり先住猫と対面させる

先住猫と新入りの猫の顔合わせは慎重に行う必要があります。

いきなり顔を合わせるとビックリして

いきなりケンカに発展する可能性も考えられますし、

初対面の悪印象を引きずって仲が悪いままになってしまうこともあります。

先住猫と顔合わせする前に、

新入り猫をケージやキャリーバックに入れて布などを被せましょう。

まずは姿の見えない状態で引き合わせて、

徐々にハードルを上げていくのがコツです。

保護猫をお迎えした初日にありがちなトラブル

ずっとニャーニャー鳴いている

よくありがちなトラブルとしては、

環境が大きく変わったことによって、

ずっとニャーニャー鳴いていたり、

怯えていることがあります。

これは、初対面の人間が目の前にいたり、住処が変わったなど、

周りの環境が大きく変わると猫は強いストレスを感じることが多いです。

猫が怯えてたり警戒して鳴いていたら、

あまり構わずそっとしてあげましょう。

下手に何かをすると、

それが100%猫ちゃんのための行動であっても

怖がらせたり警戒を強めてしまう可能性が高いです。

信頼関係を築くためにも、

猫が慣れるペースに合わせて、

ちょっとずつ無理のないように接していきましょう。

ご飯を食べない

元々保護していた施設では食欲旺盛だったのに、

自宅にお迎えしてから食欲がなくなるケースも割とあり得るトラブルです。

猫は警戒心の強い子が多く、

環境が変わったストレスが原因で

食欲が無くなって全くご飯を食べなくなることもあります。

また、お迎え初日は問題なくご飯を食べていたけど、

徐々に食欲が無くなって

下痢をするようになる場合も考えられます。

対策としては、

元居た保護施設のところで食べていたご飯を与えるようにして、

ちょっとでも前いた環境に近付けるのが効果的です。

それでもご飯を全く食べない状態が続いていたり、

下痢をするようでしたら、

病院に連れて行って先生の診察を受けてください。

特に子猫の場合は、体力や肉体が発展途上なので、

12時間何も食べない状態が続いていたり、

下痢が続いていたら迷わずすぐに病院へ連れていきましょう。

お迎え初日のNG行動を知ればトラブルも少なくできる!

お迎えしてやるべきこと・やってはいけないことをハッキリさせちゃえば、

スムーズな保護猫を受け入れも不可能ではありません。

しかし、猫も生き物である以上、

イレギュラーのケースは起こり得ますし、

どんなに完璧な準備をしていてもトラブルが起こるときは起こります。

何よりも大事なのは、

受け入れ前の準備はしっかりしておいて、

何かあったら冷静に対応できるように心の余裕を作ることです。

なにかと猫ちゃんを受け入れたばかりは、

トラブルが起こりやすく大変かと思いますが、

一緒に乗り越えていきましょう!

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