保護猫の受け入れ初日にシャンプーはNG!無理せず綺麗にする方法

お迎えしたての保護猫にシャンプーはOK?NG?
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受け入れた直後の保護猫って汚れていたり、臭いもあってすぐにシャンプーをしてあげたくなりますよね。

しかし、ちょっと待って!

場合によっては、保護猫の受け入れ直後のシャンプーは猫ちゃんの体調を崩すことになる可能性も。

本記事では、保護猫の受入初日に猫ちゃんを無理させず綺麗にする方法を紹介します。

目次

保護猫の受け入れたら真っ先にやることリスト

なにはともあれまず病院にGO

まずは最優先でやることは、病院で健康状態のチェックと、可能ならワクチンを接種してもらいましょう。

猫の体調不良はとても分かりづらく、見た目ではそこまで具合悪そうに見えなくても、実は大至急処置が必要というケースもあります。

ずぶ濡れ・泥だらけ等ひどく汚れている場合は、無理しない範囲で蒸しタオルを使って綺麗にする

雨でずぶ濡れになってたり、泥だらけの野良の子をお迎えした際は、体温が奪われないよう蒸しタオルを使って綺麗にしてあげましょう。

蒸しタオルの作り方

1.タオルを濡らしてしっかり絞る

2.タオルをくるくる巻いて、おしぼり状にしてラップに包む

3.600wの電子レンジで1分加熱する

終わったら乾いた清潔なタオルでしっかりタオルドライを行い、暖かい部屋でゆっくりさせます。

いきなりシャワーで洗ってしまうと、猫ちゃんがびっくりしたり、大きなストレスを感じさせてしまう恐れも。

お迎え当初のシャワーは、ご主人に向けて大きな不安を抱く場合があり、おすすめしません。

・自宅の環境に慣れさせる

上記2つの急いでやるべきことが終わったら、まずは猫ちゃんを自宅に慣れさせましょう

猫ちゃんは住む環境が変わると、私達が想像するよりもずっと大きな負担が掛かります。

モフりたい、一緒に遊びたいところですが、しばらく猫ちゃんをそっとしてあげて、自宅の環境になれさせてあげましょう。

・猫ちゃんが少し落ち着いてきてから無理しない範囲で綺麗にする

猫ちゃんをしっかり綺麗にするタイミングは、猫ちゃんの警戒が落ち着いたくらいにやりましょう。

ただ、受け入れたばかりの時期にシャワーは猫と人間との信頼関係にヒビが入る可能性があるので、おすすめしません。

具体的に綺麗にする方法は、次で紹介していきますね!

■猫も人も無理せず猫ちゃんを綺麗にする方法

・蒸しタオルや濡れタオルで拭いてあげる

濡らしたタオルをきつく絞ったもので拭いてあげたり、前述の蒸しタオルを使用すると水嫌いな猫ちゃんでも無理せず綺麗にできるのでおすすめです。

濡れタオルはもちろん、蒸しタオルも特に手間のかかるものでもないですし、日々のお手入れに使えるのもポイント

覚えておいて損はありませんよ!

上で紹介した蒸しタオルの作り方をもう一回紹介しておきますね。

1.タオルを濡らしてしっかり絞る

2.タオルをくるくる巻いて、おしぼり状にしてラップに包む

3.600wの電子レンジで1分加熱する

・シャンプーペーパーを使う

ウェットティッシュのようなシートで、猫ちゃんの身体をシートで拭くだけで綺麗にすることができます

こちらも水が嫌いな子にも使いやすいので、猫も人にも負担が掛かりづらいのが特徴です。

・水を使わないシャンプーを使う

普通のシャンプー同様に、猫の身体をワシャワシャして後でタオル等で拭き取るだけでOKのシャンプーです。

水が苦手な子に対して使われるシャンプーですが、上2つに比べて嫌いという子も若干ながらもいます。

■保護猫の受け入れ初日にシャンプーで洗うのがダメな理由

保護猫をお迎えする初日のシャンプーがおすすめできない理由をお話していきます。

・猫にとって本来、身体が濡れることは命に関わること

猫が濡れることを本能的に嫌う理由として、大きく2つが挙げられます。

  • 猫の毛は水に濡れると乾きづらい
  • 俊敏な動きができなくなり、狩りの成功率が下がる

猫の毛は濡れてしまうと乾きづらい特徴があるので、気化熱によって長時間体温を奪われることに。

また野生の猫に目を移すと、毛が濡れると水分の重さによって俊敏な動きができなくなり、狩りの成功率がぐっと下がってしまうのです。

野生で考えてみると、水に濡れることはほぼ致命的なことと言えますね。

例え人間の家で過ごすイエネコであっても、濡れることは大きなストレスを与える可能性があります。

・特に子猫をシャンプーするのは極力避ける

子猫は特に体温調節が苦手で、身体が濡れてしまうと気化熱によってどんどん体温が奪われてしまいます。

体力も成猫に比べたら未熟ですし、低体温になるとあっという間に危険な状態になることも少なくありません。

また、濡れることで精神的負担もかかりますし、子猫をシャンプーするのは極力避けることをおすすめします。

・シャンプーするのは猫ちゃんとの信頼関係を築いてから

基本的に短毛種の猫ちゃんはシャンプーをしなくて大丈夫ですが、中毛種・長毛種は皮膚病の予防を兼ねて数ヶ月に1度のシャンプーをする方も多いです。

ただし、シャンプーは猫ちゃんとの信頼関係をしっかり築いてからやりましょう。

前述に書いたように、猫は濡れることに対して強いストレスを感じる生き物です。

信頼関係もなしにシャワーで濡らされたら猫ちゃんは、貴方を警戒対象として見る可能性が高いです。

■保護猫を受け入れたら即病院!その後に綺麗にすることを考えよう

最優先は「病院に連れて行くこと」「猫の身体を乾かすこと」です。

この2つの対処が遅れると、場合によっては猫ちゃんの体調に大きく影響する可能性もあります。

猫ちゃんをお迎えしたら「まずシャンプー」と考えがちですが、基本的に猫は濡れることを嫌う生き物ということを抑えておきましょう。

また、シャンプーしたいけど迷う場合は、動物病院の先生にガンガン相談するといいです。

保護猫をお迎えしたらまず病院で検査してもらいますし、その際にシャンプーの事を相談してみるといいでしょう。

その他、保護猫をお迎えしたらまずやるべき事を下の記事でまとめたので併せて参考にしてみてください!

お迎えしたての保護猫にシャンプーはOK?NG?

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